WR250X カスタマイズ ヘッドライト編

WRも1000Kmの初回点検がやってきた。
でも、ただ点検に出すのでは能が無いので、ついでに何かお願いすることにした。
自分では取り付けが難しいものが良いと思い、ヘッドライトのHID化にした。
夜間走行が多いわけではなく照度も困るほど暗い訳では無かったが、先日VMAXのヘッドライトのHID化を依頼しようと思っていたので、同じ様に省電力目的でHIDの装着をYSPにお願いする事とした。
VMAXの方は、評判も良いとの事で「アブソリュート」製を依頼、WRの方は比較的価格も手頃で評判も良いとのお勧めで「LeFH-e」製を依頼。

点検を終えて、エンジンを掛けるとHIDらしく一瞬遅れて点灯。
バラストなどの追加部品も多い筈だが外観上もノーマルと変わらない。
ところが早速夜間走行してみると、信号待ちの前の車の車内を煌々と照らしているではないか。
ローダウンしていることから光軸調整が不十分かと思ったが、調整ねじは既に一番下向きの状態。
これでは周囲に迷惑極まりなく夜間は走行できない。
私が車に乗っていても、この様なバイクが来たら、絶対に注意すると思う。
取りあえず、駐車場の壁で配光を確認したのがこの写真。

LeFH-e製 HID 配光

標準のハロゲンでの配光を記録していなかったので比較はし難いが、Webで他の人のサイトなどを参考にすると、この配光は可成り中央に集中し、しかも上方への光の漏れが可成り発生している。
Webで調べると、バイクのHIDで苦労している例がかなり多いことも今更ながら分かった。

VMAXの方はこの直後に「アブソリュート」製HIDに交換完了したが、こちらは綺麗に水平カットも出て全く問題く、明るさも含めて満足な出来であった。
一応ショップにもVMAXの状況も含めて報告して、後は自分で光軸調整を加工してもっと下向きにすると同時に、フォグランプでもつけようと思ったが、ショップの方で推薦したこともあるので「アブソリュート」製HIDに差額で交換してくれるとの事。
そこで、早速「アブソリュート」製HIDに交換して貰ったのが下の写真。

アブソリュート製 HID 配光
「LeFH-e」製に比べると、配光はかなり改善された。
中央への集中が分散され、左右にも広がりが出ているのが分かる。
また、上方への拡散も減っているが、中央から上方に細く明るい線が出ているのがマイナス。
実際に走行すると、やはり前に車は眩しいらしく、ルームミラーを迷惑そうに回してしまった。
ショップはきちんと装着してくれているので、「アブソリュート」製も結局はWR250用HIDは実用にならないだけでなく、周囲に迷惑を掛けてしまう不良製品と言わざるを得ない。

このまま捨ててしまうのも癪なので、Webの情報を参考にしながら「アブソリュート」製のシェードを改造することにした。
まず、配光を見るとシェードの下側のスリット形状が配光の縦線がどう見ても対応して居そうなので、ここをアルミ缶を切って塞ぐことにする。
次に、Web情報によると発光部の位置のずれから、シェードの上前側のシェードを拡大するのが定番の様だったのでこれも実施。

上前側シェード拡大

下側スリット塞ぎ加工

改造後の「アブソリュート」製HIDの配光は下の写真となった。

改造アブソリュート製 HID 配光

上方への縦線は薄くはなったが無くなってはいない事から、どうやらシェード下側の穴はハイビーム時のもので、ロービーム時には関係が無さそうである。
上方へ拡散光減ってはいるが、マシンの前に回り込んで離れて確認してみると、やはり公道走行禁止レベルである。
また、シェードを拡張したことで、全体的に光量が低下してしまっている。

これではやはりNGと判断し、標準のハロゲンに戻すことにした。
その配光が下の写真。

標準ハロゲン 配光

結局、いろいろなHIDを装着し、調整・改造もしたが、標準のハロゲンが一番配光のキレが良い。
標準ハロゲンは、消費電力が55/60WとHIDの35Wに比べて大きいが、配線がシンプルでコストも1/10なのでやはり実用は標準ハロゲンと言う悲しい結論に至った。
VMAX用のアブソリュート製HIDでは、あれ程に配光のキレが良かったことを考えると、WRはヘッドライトの大きさが可成り小さいことから、発光部の位置精度の許容誤差が厳しく、まともな配光にならないのではと思う。
そうであれば、責任あるメーカーとしては汎用品ならいざ知らず、WR用専用品として販売するのはどうかと思ってしまう。
しかし、これを買ってしまって装着した人はどうしているのだろうか。バイクはやはり迷惑だと言う意見や余計な規制の拡大に繋がらなければ良いのだが・・・

私は結局、無駄なHID装着を経て、標準ハロゲン+LEDフォグとした。
LEDは10Wのスポット型を2灯とし、シリウス製のハーネスを使用した。

フォグランプ装着状態(前から、ヘッドライト上部はテスト用アルミシール)

フォグランプ装着状態(コクピット)

LEDフォグは、スポット型とは言えカットラインは無いので、足元を照らすように調整するのだが、点灯するとヘッドライトを補って十分な照度と照明範囲を手に入れられる。
また、昼間でも前方からの自車存在アピール効果も高く、安全に寄与しそうである。
初めからこうすれば良かったが、それも楽しみと諦めるしかない。

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