New Tricker! WR250X YSP 購入決定

新車購入からほぼ3年たった我がトリッカーであるが、ここ最近は少し乗車頻度が高くなっている。
オフィスへの出勤や、同市内の関係先への近距離の街中走行が中心であるが、寒くても晴れていると気持ちよく楽しいし、空冷単気筒はいろいろといじり易く、それもまた走りたい気持ちを膨らませる。
VMAXでは、気楽に街中走行を楽しむ感じではなく気合が居るので、やはり軽快で気楽なセカンドバイクは有り難い。


そんな中、最近豊橋にサテライトオフィスが開設。
浜松のオフィスからここに行くには、太平洋を望む絶景の浜名バイパスから国道23号豊橋東バイパス途中までの全長約30Kmの自動車専用道路区間を走ることになる。
この道はツーリングであればMAXで何の問題もなく走り抜けるのだが、行先での駐車場の事や近辺の田舎道への寄り道を考えると出来ればセカンドバイクで走りたいコースでもある。
しかしながら、我がトリッカーはスプロケットも低速側に設定して有ることもあり、この高速道路並みの速度の流れの自動車専用道路を、太平洋からの横風を受けながら30Kmも走るのは厳しく、楽しくないどころか苦痛と恐怖の走行になるのは明白。
もちろん、田舎道や未舗装路も楽しみたいが、そもそもそこに行くまでが恐怖の走行の様では困るので、自動車専用道路走行以外は何の不満もないトリッカーではあるが、3年を機に買い替えることにした。

候補は、駐輪場でも周囲の邪魔にならず、未舗装路も楽しく走行できて、自動車専用道路でも余裕のある走りが出来るデュアルパーパスモデル。
XT-250Xは同じエンジンで買い替えの意味がない、D-TRACKER Xは良さそうだがYAMAHA党としてはやはりYAMAHAを優先したい、と言う事で評判もすこぶる良いWR250Xが有力候補。
そこで行き付けのYSPにお願いして試乗をさせて貰う事になったが、試乗車はWR250R。
同じエンジンの兄弟車なので参考になる部分は多い筈。

第一候補 WR250X
WR250Rに早速試乗してみる。

・まずは跨ってみて、
足つき性は両足べったりのトリッカーの様には行かない事は覚悟していたが、やはり爪先立ち。
WR250Xの方が少しシート高は低く、購入時にはローシート加工も可能である事に加え、何より軽量なので不安は感じない。

・エンジンを始動してみて、
音質はトリッカーより高音で音量も大きめだが、勿論迷惑なほどではないし好みの範囲。

・スタートしてみると、
「オッ」思ったより低速トルクがある。少しドン突き気味なほど。
トリッカーの低速側重視のエンジンではなく、高回転型のエンジンなので期待していなかっただけに意外であった。

・走行車線に入ってみると、
前輪が浮くほどの加速と言うレポートも有ったので、神経を集中させながらも全開にすると・・・
「へっ! なにこれ? スッカスカ」。
確かに回転の頭打ち感はなく、良く回りはするが、力感は期待に比べ正直スカスカ。
ユーザーレポートは、私も含めて多くは自分の愛車には痘痕もエクボで贔屓目になるのは当然だけど、専門誌やレポーターはプロとして客観的なレポートをして欲しいものだ。
”別次元の性能”とか”クラスを超えたハイパワー”とか言うレポートを見たおかげで潜在的に可成りの高性能を期待していた様だ。
明らかに期待が先行し過ぎでの期待ド外れの形。こfれでは褒め殺し状態。
実際に、もっと小さな排気量で馬力に小さいマシンであっても、パワー感に不満を感じず自然に受け入れられる事もある一方で、大排気量でもパワー感が感じられずに不満なこともある。
WR250Rは確かに良く回るし質感も良いが、当たり前だがやはり「250cc単気筒としては良くできている」が正しいまともな評価と言うものだと思う。

余りに期待外れでがっかりしたので、他のバイクも見ることにした。
もう少ししっかりとしたパワーが欲しければ、やはり排気量の大きいモデルとなるが、最近は国産の中間排気量のオフモデルが無くなってきている。
YAMAHAに限定すれば、250よりも上となると次は、XT660Xか XT660Z Tenere であるが、残念ながら今は両方ともにYSPでは扱っていない。

XT660X
XT660Z Tenere

XT660Xは48PSで車重は186Kg、WRは31PSで車重134Kgで価格はほぼ同じと言う事で、十分選択対象になりうると思うのだが残念。
もし、YSPで扱っていたら、パワー不足の恐れの少ない XT660のどちらかにしていた様に思う。

YSPで現在扱っているYAMAHAデュアルパーパスモデルは、250ccクラスの上は最高峰のXTZ1200スーパーテネになってしまうが、こちらは車重が一気に261Kgである。
が、ちょうど試乗OKの車両が有るとのことで、次はこれに試乗。

飛び入り候補 XT1200Z
XTZ1200に早速試乗してみる。

・まずは跨ってみて、
でかい。MAXよりも全長と全高は確実に大きい。
パニアケース、トップケースを外して貰うと少しは小さくなったが、それでも、どこをどう見ても駐輪場で迷惑にならない気楽な軽量マシンと言う条件からは程遠い。
大きさだけでなく、車重もトリッカーのほぼ2倍である。
足つきはWR250Rよりも良好で、問題はなさそうだが、近場を気楽に走らせるマシンではなく、やはり街中は遠慮したいマシン。

・エンジンを始動してみて、
当たり前だが、1200ccらしい重低音で迫力が有る。
「俺は軽くはないぜ」と言って居る様な・・・

・スタートしてみると、
排気量とエンジン音から想像する程の低速トルクは無いが、勿論不足はなく非常にスムース。
でかいが、タイトターンもそれ程難しい感じではなく、走り出せば車重を感じず、取り回しはまずまず。

・走行車線に入ってみると、
先ほどWR250Rでがっかりしているので、うっぷんを晴らしてくれると期待しながら全開にすると・・・
普通にきちんと加速する。勿論パワー不足とは思わないが、刺激的な怒涛感はない。
DモードではなくSモードにすれば、もう少し印象は変わっていたのかもしれない。
もしかすると、しばらくMAXに乗っていないせいで、今日は加速感に飢えていて感覚が変なのか?
ただ、乗り心地はシートの出来も秀逸で最高。旅の友としては最高なんだろうと思う。
トリッカーの買換えではなく、大陸横断アドベンチャーの様な全く別のマシンとして単独で購入すべきバイクの様だ。
駐車スペースの問題が無ければ欲しくなるところかも。


今日の試乗では候補車両に落胆したが、買い替えに際して冷静に評価できて良かった。
結局過大な期待は頭からすっかり排除して、「エンジンが良く回る新型トリッカー」として、TY-S外装を纏った今の黄色いトリッカーに少し似た感じの「WR250X YSP限定モデル」の注文と相成った。

New Tricker! 購入決定
試乗してがっかりしてからの購入は初めての経験なので、ある意味楽しみでもある。



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