気に入った! OX PECO



時々思い出した様に少し乗ってみるものの、散歩程度で終わってしまっていた自転車。
一番最近のモデルは折り畳みの機構が面白くて買った5Linksで有ったが、どうも面白味が続かない。チョイノリには可成いい出来の自転車であることに間違いないが、折り畳み機構以外にわくわくを持続させるものが少ないようだと、滅多に乗らなくなった原因を5Linksに押し付けてみる。

折り畳み機構が楽しくて購入した5Links

理由は主に3つ。

1つ目は、走行性能。20インチに達しない小径車は走行性能が落ちることは経験済みではあるが、その中でも頑張っているものとそうでないものの差がおおきいのも事実。
5Linksはハンドリングは不安定で、まず手放し走行できないし、立ち漕ぎも出来る気がしない。
また、マスの集中は良いがシートポストとハンドルポストが中央フレームから長く出ている構造なので剛性面では不利であり、事実全体がフニャッとした印象で、走っていて楽しい要素が希薄である。でもこれらは試走しなくても写真をよく観察すれば、そのジオメトリから十分想像できた筈でもあるので、それは5Linksのせいではない。

2つ目は折り畳み機構。
5Linksの折り紙の様な巧みさを持つ折り畳み機構が衝動買いさせた最大の魅力である。
しかしながら、巧妙であるだけに折り畳み手順が直観的でなく、暗くなったり急いでいたりするとうまく折り畳み/展開が出来ないし、不十分な場合はフレームが破損してしまう点(経験済み)。

3つ目は、メカとしての面白味や美しさ。
折り畳みに関しては、このメカとしての面白味の1つであるが、その他のメカとしては、頼りないタイヤやハンドル、ディスクブレーキではないブレーキなど、乗り物としてのメカの力強さや満足感は希薄である。
ここは全くの好みであるが、マッチョなメカの方が面白いし大好きである。

そんな事を考えている時期に、今度はOX BIKESのPECOと言うモデルが気になり始めた。
5Linksよりさらに小さい12インチモデルではあるが、ブリヂストンの生産終了してしまったトランジットコンパクトと言う昔のモデルにも似た折り畳みモデル。
メーカーはスポーティな車椅子なども製造しているOX エンジニアリングで、デザイン性も良いが何よりファットな小径タイヤにディスクブレーキなどのメカが高密度に詰まった感じが好みにぴったり。
写真を見ても走行性能や剛性も優秀そうだと今度は期待できる。
アルミフレームの溶接でリコールを出した様だが、車椅子を製作しているメーカーだけに対応はきちんとして大変好感が持てた。




色はクレヨンで描いたような原色のバリエーションで悪くは無いが、メカ好きとしてはもっと渋いのが欲しい・・・と思っていたら以前同じく12インチのドイツ車のBD-FrogをWeb購入させて貰った「サイクルハウスしぶや」が特注カラーを出していた・・・・ので・・・・やっぱり購入。
カスタムカラーと言う事で納期が1.5か月ほど掛かっが、いよいよ届いた。

     


特注内容は前後ハードサスペンション、特注カラー(マットブラック)の内装3段モデル。
メカ好きとしては外装8段の方に興味が傾くが、極小径車ではディレーラーが地面と直ぐに擦ってしまうのと、車載時などにチェーンが直ぐに外れたりしてしまう事から内装3段モデルを選択。
折り畳みは直観的で5Linksよりも圧倒的に素早くできる。

乗車してみると各部の剛性感は期待以上で、更に走行してみると驚いた。
前後サスとファットなタイヤでソフトな乗車感ながら、しっかりした剛性感が有り安定しており、少し慣れれば手放し走行も出来そうな感じさえする。
実際に5Linksでウィリーしてしまった坂を上ってみたが、なんと立ち漕ぎが出来てしまった。
体験者の方は良くご存じと思うが、極小径車で立ち漕ぎ出来るものは珍しい。
それだけ走行が安定している証拠である。

ブレーキの効きもスポーツ車のそれであり、5Links等のいわゆる軽快車とは明らかに違う。
乗ってみて気持ちいい自転車は、Gaap Street以来だと思う。
乗ってみてカスタムしたくなったのも、相性がいいからだと思う。
内装3段はギア比が程よくマッチしていて、ある程度の高速走行から可成の坂まで対応できる。
ただ、敢えて言えば、流石に3段なので細やかなレシオの選択が出来ない点と、高速走行で脚力を使い切るにはトップが少し物足りない点が、少し気になるところ。

また、折り畳み後にハンドルが回転し薄くなるのは良いが前後に長くなるのが惜しい点である。
だが、メカ好きな輪っぱ好きとしては、メカとして見て楽しく、乗るとマシンとして感じられてわくわく出来るので大正解の選択だった。
実際、今まで自転車では行かなかった郵便物の投函や銀行などでも、物置からサッと出して、直ぐに出かけてしまう程なので、気に入った様だ。

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